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【三浦春馬さん死去速報の謎2】2020年7月17日に報じる「東方日報 OrientalDaily」

問題になっている「Yahooニュース・東方日報OrientalDaily」の記事と検索ページがこちら。
20200718 三浦春馬さん速報1
20200718 三浦春馬さん速報2
検索で出てくる日付は7月17日ですが、 実際に記事を開くと7月18日になっているというので、「やはり、春馬さんは7月17日には死亡していたのでは?」と騒がれました。
これは、前回の「香港蘋果日報」の記事の時と同じ現象ですね。
そして、この「東方日報OrientalDaily」の記事のソースを確認すると…
20200718 三浦春馬さん速報1-3
確かに「datePublished(記事配信日)”2020-07-18T06:53:50.000Z(2020年7月18日6時53分50.000秒)」とありますね。
日付と時間の間にある「T」は「Timeの略語」であり、「Z」は「Zeroタイムゾーン=協定世界時(UTC)」を表します。つまり、「2020年7月18日6時53分」は日本時間になおすと、「2020年7月18日15時53分」になるわけです。
しかし、この記事を書いている(2021年5月8日)現在、改めて記事を検索すると、もう日付は「2020年7月18日」になっています。
20200718 三浦春馬さん速報2-1
改めてソースを確認すると…
※ダブルクリックして拡大してご覧ください※
20200718 三浦春馬さん速報1-4
「dateModified(変更日)2020-07-19T00:38:22.598Z”」とあり、「東方日報OrientalDaily」が、7月19日に日付を変更されたんですね。もしかしたら、「春馬さんは7月17日には死亡していたのでは?」と騒然となっていたため、わざわざ直されたのかもしれませんね。
「東方日報OrientalDaily」の記事の方も、一瞬「2020年7月17日下午11:53」という日時が見えますが…
20200718 三浦春馬さん速報1-2
その後、「2020年7月17日」という日付だけになります。
20200718 三浦春馬さん速報1-1
トップの画像にあるように、「東方日報OrientalDaily」の最初の記事には「2020年7月18日下牛3:53」とあった表記を「2020年7月17日下午11:53」になぜ変更したのか…は分かりませんが、ソースを確認すれば記事を配信した日付は、間違いなく「2020年7月18日6:53(日本時間2020年7月18日15:53」なので、何も問題はありません。
そして…
「7月18日」に配信した記事が検索エンジン上では、日付が「7月17日」と変わってしまう問題の答えは、前回「香港蘋果日報」で説明したのと同じ。以下の通りです。

なぜ、「記事の配信時間」と「検索エンジンの時間」が異なるのか?

「検索結果として表示される短い説明文」のことを「スニペット」といいます。

20200718 三浦春馬さん速報8-10
「スニペット」には下画像のように、日付が入っていたり、いなかったりしますが、この検索で出てくる日付は私達はコントロールできないんですね。検索エンジンがGoogleなら、Googleのアルゴリズム(検索をおこなった際、検索結果としてどのWebサイト・Webページをより先(上位)に表示するかを決定する仕組み)が自動的に判断してしまうんだそうですよ。
基本的には、「記事(TwitterやFacebookならコメント)の公開日=検索で出てくる日付」になるそうですが、公開日ではなく最終更新日になったり、完全に間違った日付が表示されたりすることさえあるみたいです。
20200718 三浦春馬さん速報8-9
その「完全に間違った日付が表示されてしまった例」が春馬さんの訃報を伝えた海外のメディアや、俳優仲間のツイだったという訳なんですね。
「Googleではさまざまな要素に基づいて日付を判断している」とのことで、ウェブマスター向け公式ブログには、「日付はどのように判断されるのか?」や「Google が正しい日付を選択できるようにするにはどうしたらいいのか?」などの情報が記されています。
20200718 三浦春馬さん速報8-11
20200718 三浦春馬さん速報8-12
20200718 三浦春馬さん速報8-13

・明確な日付を表示する

・構造化データを使用する

・正しい、統一されたタイムゾーンを使用する

・構造化データとページの表示部分の使い方に一貫性を持たせる

・Google の構造化データのガイドラインに準拠する

などなど。。。公式ブログを読むと、いろいろなルールがあって、それでも「どの要素も単独では信頼性にかけるため、Google が 1 つの要素にのみ頼ることはない」ですって。なんちゅー厳しさ!
Twitterの場合は、全てフォーマットされた投稿フォームに文章を入力するだけなので、構造化データが不足するのは考えにくいかなぁ。。と思いますが、世界のタイムゾーンによって日付が変わる「UTC(協定世界時)表示」を用いているためタイムゾーンが統一されてないと認識されてしまっているのでしょうか?
とにかく、記事公開と同じ、正確な日付を検索エンジンに表示させるのって、そんなに簡単じゃないのですね。

「東方日報 OrientalDaily」も、おそらく構造化データの不足やガイドラインに準拠してない何かが検索エンジンのアルゴリズムのご機嫌を損ね、「記事の配信時間」と「検索エンジンの時間」の日付の統一に至らない判断になってしまったのだと思われます。

Source: 三浦春馬 Haruma Miura -魂の叫び-