三浦春馬さんは2013年にNY留学で、キンキーブーツの舞台を観覧したことがきっかけで、ローラ役を演じたいと考えるようになり、ボイストレーニングを始めたそうです。
春馬さんは「五右衛門ロック III」で共演した浦井健治さんに“先生を紹介して!“と頼んだ
ボイストレーナーの先生はNHKで歌のお姉さんもしたことのあるパーソナル・ボイストレーナーの斉藤かおるさん!(東京藝術大学のオペラ専攻)
2013年からボイストレーニングをはじめて、キンキーブーツに受かるまで練習を重ねた三浦春馬さん。
そして、2014年、キンキーブーツを日本キャストでやる話がいよいよ出て、キャストオーディションをすることが決まりました。
興行主はアミューズですが、オーディションはNYに配役決定権があるので平等です。
日々、練習を重ね、見事主演のローラ役を実力で勝ち取りました。
そんな、春馬さんのボイストレーニングの先生が、春馬さんが「読売演劇大賞・杉村春子賞」を受賞した時の思い出を、当時の記事と共にシェアして下さいました。
・投票委員の方からの最多の推薦があり、選考会では満場一致で文句なしの受賞
・歌もダンスも殺陣も声も芝居もルックスもいい
・持って生まれた素質に加えて飽くなき向上心を持つスケールの大きな俳優
「表現者・三浦春馬」さんの死去は、ファンだけでなく、日本のエンターテインメント業界にとっても大いなる損失です。
ボイストレーニングの先生は、「ローラを卒業するころには世界に唯一の、なりたい自分に、きっとなれていたはず。」ともおっしゃってました。
本当にこのような最期になってしまい、すごくすごく悔しいです。でも、一番悔しいのは、間違いなく。春馬さん自身ですよね。