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三浦春馬さん 「真夜中の5分前」の監督 行定勲さん「努力家というのもあったが、天性の才能もあった…」

2014年「真夜中の5分前」の監督 行定勲さん。

2020年10月3日「くまもと復興映画祭2020」で「真夜中の五分前」を上映し春馬くんの想いでを語りました。

三浦春馬は『東京公園』での繊細な感じがよかったので、やってみたいと思った。会ってみたら、出来すぎの好青年で、繊細。ガラス細工のようだった。精密機械を扱うのはふりでよかったのに、勝手に修行に行って、本当に改造できるくらいまでになった。手の動きが美しかった。
北京語の発音についても「全部の発音においてパーフェクトだった。『そんなに語学ができなくていいよ』と言ったのに、ものすごく打ち込んだ。努力家というのもあったが、天性の才能もあった。精密な俳優。自分らしく、ではなく、まずは実直に正確にやることから始める。
借りていたレストランが『この金額では貸せない』と言い出したり、公安の人が『この道ではできない』と言ってきて、中止になるわけです。中国の女優リウ・シーシーは慣れっこだったが、三浦春馬は壁の隅で静かに見守ったり、通訳の人と中国語で会話して、本番になると、カメラの前で確実にベストの演技をしてくれた。この映画においては相棒のような存在だった。
天国の三浦春馬も喜んでいることでしょう。残したことは永遠に残っていく。スクリーンでみんなと見るのは違う。共鳴し合っている。ここでかけられたことを感謝しています。